レイキ
外国に後継者を得たことで、世界中に急速に広まった(一方日本での霊術は、戦後GHQに禁止されたことで、おおよそ終焉している)。西洋では臼井が弟子の系統を林に、林がタカタに与えたと信じられているが、証拠はない。「霊気」は臼井甕男によって約100年前に日本で誕生し、臼井の弟子・林忠次郎(1879年-1940年)から日系米国人ハワヨ・タカタ(1900年-1980年)に伝えられ、タカタによってアメリカに伝わり、彼女とその弟子によって「レイキ」として普及した。レイキ関連者は、レイキはあらゆる療法と並存できるであり、マイナス面はないと主張している。現在、「レイキ」として知られる民間療法は、臼井甕男(1865年-1926年)が始めた臼井霊気療法(臼井靈氣療法)(霊気)が外国で独自に発展・簡略化したものである。多くのレイキ関係者は、アチューンメント(伝授)という儀式でエネルギーのよりパフォーマンス的な回路となり、誰でも可能なようになる、儀式を受ける側の知識やトレーニングは要らないとしており、これがレイキの特異な点となっている。自身自身に施す事もでき、アチューンメントの段階を踏めば遠隔治療もできるとされている。アチューンメントはセミナーの形式で行われる事が多く、有料であり、レベルが上がるほど多額になる。